Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)企業情報
まずはGrowthix Capitalの企業情報からみていきましょう。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)会社概要
Growthix Capitalは2019年5月に設立されたM&A仲介会社です。
東京と大阪の2箇所に拠点を持ち、日本全国でサービスを提供しています。
代表の中島氏は、M&Aキャピタルパートナーズ、fundbookなどを経て当社を設立しました。
サーチファンド型M&Aを積極的に推進しています。そのため、サーチファンドのGrowthix Investment、経営者を育てるネクストプレナー大学がグループ会社にあります。
また、当社は特定の業種に特化することなく全業種の顧客に対して、M&A仲介のサービスを提供しています。
社名はGrowthix Capitalという英語表記が正式名です。カタカナではグロウシックス、グローシックスと表記することもあるようです。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の特徴
Growthix Capitalの強みは以下の2点になります。
- サーチファンド型M&Aによる後継者を選択できる透明性のある事業承継
- 国内外に広がる提携や支店
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の手数料
売り手企業(譲渡企業)
Growthix Capitalでは、売り手企業は中間金、成功報酬を支払う必要があります。
但し、成功報酬は、中間金を差し引いた残額の支払いになるので、成約すれば成功報酬のみの場合と同額となります。
<中間金>
中間金として、基本合意時に「成功報酬の10%の金額」を支払います(税別)。
基本合意後に、M&Aが成約しなかった場合でも中間金の返金はありません。
<成功報酬>
成功報酬は、譲渡価格ベースで下記のレーマン方式のテーブルによって計算されます(税別)。
上記の通り、中間金で10%を支払うので実際の支払金額は計算されたものから90%の残額分となります。
<最低報酬>
最低報酬は、2,500万円+税で設定されています。
レーマン方式の料率テーブルで5億円以下は5%となっているので、5億円以下の譲渡価格の場合は最低報酬が適用され、2,500万円+税となります。
買い手企業(譲受企業)
上記の手数料体系に関して、売り手企業、または買い手企業と区別する記載がないので、買い手企業についても同様の料金体系と考えられます。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の実績
Growthix Capitalの実績は非公開となっています。ウェブサイトには成約実績の一部が掲載されています。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の評価・評判・口コミ
Growthix Capitalはサーチファンド型M&Aを浸透させるべく2019年5月に設立されました。
ウェブサイトに掲載されている一部の成約実績をみても通常のM&Aが多くを占めている可能性は高そうですが、今後はサーチ型M&Aが国内に根付いて拡大していけば事業承継問題の解決に役立つと同時に当社もさらに成長していくと考えられます。
手数料については、レーマン方式の料率は他の大手仲介会社と同水準程度となっています。最低報酬も2,500万円と大手の仲介会社と同水準に設定されています。
サーチファンド型M&Aに関心がある場合、ある程度規模のあるM&Aの場合などに候補になる会社です。
Growthix Capitalは創業者の中島氏、村上氏の他、平田氏、室伏氏、平子氏の名前でもよく検索をされているようです。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)は迷惑電話をしてくるのか?ただの営業電話?
Growthix Capitalは電話で積極的に案件獲得の営業を行っています。電話営業自体は悪いことではないので迷惑行為ではないですが、相手を不快に思わせる態度やしつこすぎる営業は評判を落とすことになるので控えた方が良いでしょう。
インターネット上では、グロウシックスから迷惑電話を受けたという報告もされていますのでご紹介します。受け手によっても感じることは違うので、真偽は定かではなく、参考程度に考えるのが良いと思います。
半笑いで電話してきた真面目な話なのか?冷やかしとしか聞けないそういう会社なんですね
(引用:電話帳ナビ)
資本提携の話が有るとの事。でも実際には具体的な案件は無かった。M&A搾取詐欺
(引用:電話帳ナビ)
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)は上場している?IPO予定がある?
Growthix Capitalは現在上場していません。また上場予定なども発表されていません。ただし、将来的に上場を狙っているようです。
M&A仲介会社では既に、日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク、M&A総合研究所、オンデック、名南M&A、ペアキャピタル(TOKYO PRO Market)が上場しており、また上場を狙っている会社も複数社あるため、簡単には上場できない可能性が高いと考えられます。
M&Aは事業の特性上、成約するまでまとまった金額が入らず、且つ、成約することが必ずしも見通せるものではないため予算を立ててもその数値を達成することが簡単ではないことも上場の難易度を上げています。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)のその他の情報
創業者の中島光夫氏の経歴は?
公開情報に基づくと、Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の創業者でCEOの中島氏は創価大学卒業後、2013年に日本GEへ入社。その後、M&Aキャピタルパートナーズで勤務し、2017年にfundbookへ入社。2019年にGrowthix Capital株式会社の設立・創業しました。
創業者の村上宗太郎氏の経歴は?
公開情報に基づくと、Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の創業者の村上氏は明治大学卒業後、2013年に野村證券へ入社し3年間リテール営業に従事。その後、M&Aキャピタルパートナーズで勤務し、2017年にfundbookへ入社。2019年にGrowthix Capital株式会社の設立・創業に参画しました。Growthix Capitalでは、創業後暫くは取締役の役職でしたが、現在は執行役員となっているようです。
YouTubeやSNSで積極的に発信をしています。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)は資金調達をしている?
2021年5月に個人投資家より20億円のデットファイナンスによる資金調達を行っています。当該資金はサーチファンド型M&Aを実現するための資金に使われているようです。
採用・転職からみるGrowthix Capital(グロウシックスキャピタル)
採用活動を見ることで会社の特長やどのような人材がいるかが分かるので、Growthix Capitalの採用活動について確認しましょう。
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)の年収は?インセンティブの割合はどの程度?
Growthix Capitalでは未経験者でも積極的に採用しています。M&Aアドバイザーに関しては未経験者と経験者では年収が異なっており、現在は以下のような年収で設定されています。また、ここにみなし残業45時間/月が含まれています。
- 未経験者:固定給480~720万円 + インセンティブ(売上連動制で平均は売上の30%)
- 経験者:固定給720~1,200万円 + インセンティブ(売上連動制で平均は売上の30%)
また、インサイドセールスとしてアポイント取得のための架電業務を行う部隊は以下のようになっています。当初は3~6ヶ月の契約で、その後双方合意した場合に正社員への切り替えを行うようです。
- インサイドセールス:月25万円前後(みなし残業込) + インセンティブ(詳細は非公開)
M&Aアドバイザーのインセンティブの割合については、M&Aブティックのベンチャー企業で比較すると、業界平均もしくは若干低く設定されているようです。
選考プロセスは以下のようになっています。
- 書類選考
- 一次面接(オンライン)
- 二次面接(対面)
- 最終面接
Growthix Capital(グロウシックスキャピタル)は新卒採用は行っているのか?採用大学は?
Growthix CapitalではM&Aアドバイザーの新卒採用を行っています。年収は以下のように設定されています。
- 月給270,000円
- 基本給199,000円 + 時間外手当71,000円(45時間分)
採用人数としては、以下のようになっています。
新卒採用における採用大学は公開されていません。