山田コンサルティンググループ(YCG)の企業情報
まずは山田コンサルティンググループの企業情報からみていきましょう。
山田コンサルティンググループの会社概要
続いて山田コンサルティンググループの拠点や対応業種、対応している案件規模をみてきましょう。数多くの拠点を構えています。また、基本的には日本全国で業種や規模に関係なく対応しています。
拠点とサービス展開地域
- 東京を本社として、大阪、名古屋、福岡、仙台、盛岡、郡山、浜松、京都、神戸、岡山、広島、熊本の13箇所に拠点
- 海外もシンガポール、上海など7箇所に拠点
- 日本全国・東南アジア・米国でサービスを展開
業種
対応可能規模
山田コンサルティンググループの特徴
山田コンサルティンググループのM&Aコンサルティングの強みは以下の4点になります。
- プライム市場上場の信頼と確かな実績
- 柔軟なサービス・報酬設計
- 誠実親身な対応とご希望を叶える提案力
- 最良の結果をもたらすスピード感と粘り強さ
山田コンサルティンググループの仲介手数料
売り手企業(譲渡企業)
山田コンサルティンググループでは、売り手の手数料は非公開となっています。
「画一的な料金体系の用意はない。」と記載されています。
買い手企業(譲受企業)
買い手企業についても同様に非公開となっています。
山田コンサルティンググループの実績
成約実績
山田コンサルティンググループの直近3期の成約数は、
- 2023年3月期:129件
- 2022年3月期:102件
- 2021年3月期:101件
となっています。(仲介案件とFA案件の区分けは非公開)
2023年3月期における1案件の売上総利益平均は4,000万円弱となっています。
山田コンサルティンググループの評価・評判・口コミ
山田コンサルティンググループはコンサルティング会社であり、M&A仲介会社ではありませんが、コンサルティングの一環としてM&A仲介業を行なっています。
M&Aはコンサルティング役務の延⻑として捉えており、顧客企業の様々なニーズに即した一気通貫のM&Aアドバイザリー役務の提供を目指しています。
コンサルティングをおこなっている企業に対し、そのままM&Aアドバイザリーも提供するケースも多いと考えられます。
山田コンサルティンググループの社内文化
山田コンサルティンググループは迷惑電話をかけてくる?失礼な営業電話が多い?しつこい?
山田コンサルティンググループからM&Aの電話営業を受けたという報告が数多く存在します。営業電話自体は悪いことではないので、大きな問題にはならないでしょう。一方で、受け手を不愉快な気持ちやしつこ過ぎる営業は問題になりかねないので避けるべきと考えられます。
山田コンサルティンググループは上場会社で従業員も多く、会社の意志に反して失礼な営業を行う従業員も増えていくと考えられ、失礼な営業を行う会社と認識されないように注意が必要です。
同業のM&A仲介会社においても電話営業を学生アルバイトや派遣社員などに行わせるケースが増えており、しつこすぎて迷惑行為となる場合、怪しい会社と思われる場合があるようです。世間的にM&A仲介会社からの営業電話は詐欺、犯罪の匂いがする、怪しいなどの理由で受けてはいけないとならないように業界全体で節度を持った丁寧な営業が求められます。
山田コンサルティンググループの営業電話についていくつかネガティブな口コミをご紹介します。同じ営業電話でも受け手によって感じることは異なりますが、一部の方は迷惑と考えているようです。また、高圧的と捉える方も多いようです。
一方的に淡々と話し始め、こちらが途中話に入ろうとしてもお構い無しに話してました。社長に取り次ぐよう言われましたが、不在という事と内容を確認して伝えますと答えましたらまた連絡させて頂きますとの事でした。話の内容と会社の名前をインターネットで調べたら良い評判がありませんでした。後日また連絡きて先日連絡しましたがいかがでしたかと言われましたので「そういった話はお断りするように言われてます」と伝えましたら「先方には今後御社と取引は出来ないと伝えて宜しいですね?あなたのお名前伺って宜しいですか?」と高圧的でしたが構わないという事と名前も伝えませんでした。先方の会社の名前も言わないなんておかしいと思いましたので一切取り次ぎませんでした。
営業電話じゃないと言っていたが営業電話で、対応も高圧的で最悪でした。
社長あてに電話。まだ会社にいるかと聞いてくるが、そんな事伝えた覚えもない。電話かかってくる頻度多め。もちろんお繋ぎしませんので時間の無駄です。
山田コンサルティンググループの社内文化は良い?実力主義?
山田コンサルティンググループの社内風土はどのようなものか、元社員の証言を紹介します。社内風土的には実力主義ではなく、トップダウンの年功序列の文化のようです。また、コンサルタントの質の低下も課題になっているようです。
古い日系企業の年功序列です。競合他社と比較して保守的な風土だと思います。よって優秀な方はこのファームには入らず他を選ぶか早々に転職します。管理職以上に期待することができませんでした。
(引用:en ライトハウス)
大量採用と大量退職の影響に伴い、既存の勤続年数の長いマネージャー以上のレベルが年々低下している。
(引用:openwork)
山田コンサルティンググループはやばい会社?怪しい会社?何か変なことをしているのか?
山田コンサルティンググループはコンサルティングという無形商材サービスを提供しているのであやしいと思われがちですが上場もしており信頼性のある会社です。コンサルティングやM&Aの仲介を行なっており、変な事業を行なっているということはありません。
山田コンサルティンググループは上場している?IPOはいつ?
山田コンサルティンググループは2000年10月に大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場へ上場しました。2019年2月に東京証券取引所市場第一部に市場変更へ市場を変更し、2022年4月にプライム市場へ移行しました。
山田コンサルティンググループが上場した際はM&A仲介会社で上場している会社はありませんでした。
山田コンサルティンググループ(YCG)のその他の情報
会社沿革
- 1989年7月に設立されたコンサルティング会社
- 創業時はフィナンシャル・プランナーの教育・研修及びフィナンシャルプランニングに関するコンサルティング
- 1997年11月に経営・財務・資金調達コンサルティング事業を目的として、ティー・エフ・ピーベンチャーキャピタル(山田ビジネスコンサルティング)を設立
- 2000年10月に大証ナスダック・ジャパンに上場、2019年2月に東証1部へ市場変更
- 商号の遍歴は、山田コンサルティンググループ株式会社(2010年12月1日~)、TFPコンサルティンググループ株式会社(2002年10月~2010年12月1日)、株式会社東京ファイナンシャルプランナーズ(1989年7月10日~2002年10月)
代表者の経歴
- 代表者の増田氏は、1962年生まれ、宮崎県出身。
- 1984年に中央大学法学部を卒業
- 司法書士事務所を経て、1991年公認会計士・税理士山田淳一郎事務所(現税理士法人山田&パートナーズ)入所
- 2000年7月に山田ビジネスコンサルティングの代表取締役社長に就任
- 2002年6月に当社取締役に就任した後、2016年10月に代表取締役社長に就任
従業員
- グループ全体の従業員は1,004名(2023年4月時点)
- M&Aアドバイザリー事業の人数は非公開
- ウェブサイトにはM&Aコンサルタントの紹介は未掲載
- グループ全体として大量採用、大量退職の傾向
M&A仲介以外のサービス
- FA業務、PMI支援などのその他M&Aアドバイザリー
- 経営、事業再生、事業承継、不動産などのコンサルティング事業
- 教育研修・FP関連事業
- 投資・ファンド事業
現在の売却・買収希望案件情報
山田コンサルティンググループ(YCG)の決算・IRまとめ
2023年3月期年度末
<ハイライト>
- 売上高は16,450百万円(前期比+12.3%)、売上総利益は14,146百万円(同+13.6%)、営業利益は2,871百万円(同+14.7%)となり、増収増益を達成
- コンサルティング事業全般において受注が好調に推移、加えて大型M&A案件が成約したことから増収増益
- 近年は、大型M&A案件の成約時期やファンド案件のイグジット時期により、四半期ごとの売上高のばらつきが大きくなる傾向
<コンサルティング事業>
M&Aアドバイザリーがコンサルティング事業の中で最大の割合となっています。
(参照:決算説明会資料)
<M&Aアドバイザリー>
2023年3月期は2022年3月期対比でM&Aアドバイザリーの成約件数、成約金額が大幅に増加しました。自社のコンサルティングクライアントや紹介案件以外にも、直接受注の割合も多くなっています。
(参照:決算説明会資料)